テーラーメイド ゴルフ|メーカー・製品情報
テーラーメイド ゴルフ(TaylorMade Golf)は 創業者のゲーリー・アダムス (Gary Adams) によって 1979年に設立された米国ゴルフ用品メーカーだが 2005年に ドイツ大手スポーツ用品メーカー、アディダス (addidas) の傘下に入り 社名も TaylorMade-adidas Golf (TMaG) となった。その後、2017年には KPS Capital Partners、さらに、2021年には 韓国系・投資会社の Centroid Investment Partners によって買収されている。
現在は 韓国の資本傘下にあるが、その本社は カリフォルニア州、サンディエゴ北の郊外の町 Carlsbad にある。元々 同社は 所謂 メタルウッド (Burner) で成功を収め、その後も 積極的に革新的なデザインのメタルウッドを 市場に投入し、それを 主力商品として成長してきた会社だが、近年は アイアンや パター (Spider Series) でも そのマーケットシェアーを伸ばし、世界最大級のゴルフ用品メーカーに成長した。2000年以降の代表的なドライバーモデルには 300/500 Series、r5/r7、R9、R11、RocketBallz、R1、RBZ、SLDR、Jetspeed、M-series、SIM series、Stealth Driver などがある。» 公式 ウェブサイト 日本 / アメリカ
テーラーメイドの技術革新はゴルフクラブの進化という観点から 極めて 重要な役割を果たしてきた。同社の原点 1979年のメタルウッドの誕生から 35年、今日、ほとんど全てのドライバーは グラファイトと メタルで作られるようになった。ドライバーのヘッドが大型化する中、1995年にはチタン製のドライバー(Burner Bubble)を キャロウェイ(Big Bertha)と争って いち早く市場に投入した。また、1999年に同社が発売した Rescue によって ユーティリティ という 新しいジャンルのクラブが誕生し、近年は多くの人が このユーティリティ というクラブを 使用するようになった。さらに、2004年には重量調整ネジによってクラブの重心角が可変の r7 を発売、そして、それを さらに進化させた R11 を 2011年には発売した。R11 はシャフトの先端部に取り付けたスリーブに仕掛けをし、シャフトが 簡単に取り外せるようになっただけでなく、それによって フェース角やロフトを調整できるものにまで進化した。加えて、その革新的デザインのクラブはヘッドを白くしたことで さらに際立ち、大成功を収める結果になった。