2016 全米オープン (U.S. Open)
これは USGA が編集し リリースした 2016年全米オープンの記録で 2016 U.S. Open DJ's Major Redemption というタイトルが付いた 約 1時間の長編動画である。(時間のない人は まずは 2分 28秒の下の動画を) 何度も つかみかけたメジャー大会優勝のチャンスを逃してきたダスティン・ジョンソン (Dustin Johnson ニックネーム DJ) が その失ってしまった機会を 遂に ものにし 栄光を取り戻す 即ち redeem した大会だったと言うことである。動画の前段は 全米オープンの歴史を 振り返り この大会が ツアー・プロにとって どのような存在かを説明し、DJ の過去のメジャー タイトル獲得挑戦において 実ることのなかった 何度かのチャンスの話を紹介している。動画には DJ のコメントを中心に 彼のライバルたちのコメントも 随所に 入っている。特に、前年のチェンバース・ベイ (Chembers Bay) で行われた全米オープンの話など ナレーターの話は DJ が 2016年大会を迎えるまでに経験した苦労の道のりや この大会で 全米オープンをホストするのが 9回目になったオークモント C.C. の話などを中心に 15分近く 続く。そして、本大会が 雨天に 悩まされる形で始まったことを告げながら 色々な話を織り交ぜて 大会の前半の進行状況を まずは 説明している。
DJ は ファースト・ラウンドに ボギー・フリーの 67、そして セコンド・ラウンドを 69 とし トップで 予選を通過したが、3日目を -5 で回った シェーン・ローリー (Shane Lowry) に 一時は トップの座を奪われ 最後まで 接戦が続く展開となった。最終日に 69 で回った DJ が最終的には 優勝する訳だが 動画の残り 1/3 は その最終日の様子をカバーしている。その最終日のハイライト動画が 下の動画である。1時間もの上の動画を見る時間がない方は こちらを ご覧下さい。どちらも 騒動となった ルール裁定の 5番ホールの出来事をカバーしているが 優勝争いをしていた DJ のボールが パット直前に僅かに動いたことに対し 彼が 即刻 その場に居たルール委員を呼んで判断を仰ぎ ノーペナルティが言い渡されたが そのルール委員が無罰の裁定を下したビデオを USGA は レビューした結果 ホールアウト後に ビデオ画像で確認し 本人からの事情聴取もした後に 1打罰を科す可能性がある旨 12番ホールで プレー中の DJ に告げた。結果的には DJ が 2位以下に大差を付けたため 優勝に影響する裁定にはならなかったが USGA の一連の対応には (最終的に 1打罰を科した事実だけでなく) 非難の声が殺到したと言う事件が起きた大会であった。» 全米オープンのお話